横浜市中区の空き家!活用法の1つシェアハウス!

カテゴリ:不動産有効活用

横浜市中区にも空き家問題があり、2018年「住宅・土地計画」によれば横浜市全体の空き家・空室の数は、178,300戸です。その内賃貸の住宅が113,400戸になっています。今後更に増加する傾向にあります。横浜市中区も空き家問題の解決に向け取り組んでいます。今回空き家問題の解決策として、シェアハウスについてご紹介します。

シェアハウスとは何か

これは、1つの住居を複数人で共有して生活する賃貸物件のことです。普通リビングやキッチン・バスルームなどを共有して、プライバシー空間として個室を使用します。「入居者の募集から運営・建物管理」までを事業者が行う形式と友人同士などが直接貸主から借りて、シェアする形式があります。

通常の賃貸住宅に比べ家賃が安くて済むこと、敷金・礼金・仲介手数料などが不要なケースが多いのも魅力です。コストメリット以外にも入居者同士のつながりの場所として人気を集めています。

近年シェアハウスは、コンセプトハウスという形態を取り入れたタイプも登場しています。これは、アウトドアやDIYなど興味を共有するもの、また海外留学生を受け入れ国際交流をテーマにしたものや、シングルマザーを対象としたシェアハウスなどです。

空き家をシェアハウスとして再生

上述した様に空き家をシェアハウスとして、活用する方策があります。シェアハウスに新たなコンセプトを取り入れたり、プラスアルファの付加価値を加えたりして貸し出して再生をしています。

ある地域での取り組みです。古い築55年のアパートを改装して2階部分は、女性専用住居4部屋を設置して1階部分の奥には男性住居を置き、他の1階大部分はカフェにした様式で貸出したところ様々な人が入居し、カフェをされたい方が集まりました。家賃は4万円と安く、また部屋ごとに違うアーティストやクリエイターにデザインを依頼し内装しました。

シェアハウスの中にシェアカフェがあることを面白がり、訪れる人も多く住居者同士やカフェ利用者などの交流も盛んだと言います。これはアパートの場合ですが、空き家にしても何かの付加価値をプラスアルファすれば、別のシェアハウスを作り上げることが可能でしょう。

人々のライフスタイル自体が、変化してきています。そのスタイルをリサーチして合わせて改装などをすれば、ただ住むだけの住宅から何かを生み出したり、何かを共有したりして活動する場として空き家が活用される可能性があります。

シェアハウスとしての活用メリット

空き家を賃貸住宅として用いることは、建物の寿命を長くすることも考えられます。更に、将来自宅用に使用する可能性を残せます。また、相続税制上の優遇措置が受けられるメリットも視野に入れられるでしょう。

シェアハウスとして活用された場合、複数人からの賃料が得られるため、空室が出た際に一人に貸すよりも賃料収入が安定すると考えられます。空き家の所有者の方は、専門不動産や地域の行政機関に相談して下さい。改装や運営に関して必要な知識と方策が得られると思います。

まとめ

横浜市中区の空き家をシェアハウスとして、またはシェアハウスに新しく付加価値を加えて賃貸住宅にするなどについてご紹介しました。そのままにして放置することは避け、様々な活用法をご検討下さい。

本コラムをご覧になってのお問い合わせ、ご相談はこちらから

お電話でのお問い合わせ
TEL:045-309-6115(受付時間:10:00 – 18:00 水日祝休み