賃貸物件の空室対策。ベランダの掃除など工夫のポイントは?

【はじめに】
賃貸物件の空室対策として、部屋をきれいにするなど基本的なことはどのオーナーも心がけているはずです。
しかし、時として盲点になりやすいこともあるベランダ(バルコニー)。
今回はベランダの掃除など、対策となるポイントをまとめてみました。

【十分きれいですか?そのベランダ】

「ちゃんと定期的に掃除もしているし、大丈夫だよ」と思うオーナーもいるかもしれません。しかし入居希望者にとってそれが満足のいくベランダではないかもしれません。
しっかり室内がきれいにしてあっても「ベランダがきれいでない、古びている」というだけで入居希望者がほかの候補物件を選んでしまうということも考えられます。

・意外と掃除が大変
共用部分であるベランダ。短期間掃除してなかった間に風が吹いてくることで隣からホコリが入ってきてしまうことも。入居希望者が部屋に入る日には事前に一度確認しておきたいところですね。

・ベランダの柵は劣化していないか
「ベランダがきれい」という意味では年数が経った柵のサビやはげた塗装も入居希望者にマイナスイメージを与えかねません。年数が経っている物件こそ念入りに確認・対策したいところです。

【ハウスクリーニング業者に頼むのも手!】

確かに費用は発生しますが、プロの手によってピカピカになったベランダは素人の掃除と差がハッキリします。前に入居者がいた場合、長年たまった汚れをオーナー1人で掃除するのは難しい可能性もあるので業者さんに頼むのも一つの手です。

・プロはここがちがう!
砂ぼこり、枯れ葉、ハトのふんなどで汚れたベランダ部分を壁や足元などくまなく掃除します。
排水管まわりや排水口、コケや黒ずみ、水垢汚れなど素人では除去することが難しい汚れや細かいすき間も高圧洗浄機できれいにします。

【その他のベランダ対策】

ベランダの1階部分の目隠しを入れた高さは1.8~2.0mあると良いといわれています。
防犯性が高く、また入居者から見てあまり圧迫感がない目隠しがベストでしょう。
さらに意外とベランダでトラブルとなるケースが多いのがベランダで喫煙するいわゆる「ホタル族」です。もしその賃貸物件を購入したばかりであれば、喫煙禁止、ベランダをふくめ全館禁煙というルールを定めるのも有効な空室対策となるでしょう。

【まとめ】

賃貸物件において部屋がきれいであることは最低条件ですが、なにかと見過ごされがちなベランダ。しかしそもそも物件のアパート外観で初めに目につくのはベランダをふくめた外壁です。きれいなベランダを保つことは、内覧しに来た入居希望者の第一印象を良くすることにもつながるでしょう。

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