空室が多い築年数が経った賃貸物件

カテゴリ:不動産有効活用

【はじめに】
入居希望者の多くが、新しくできた賃貸物件を好みます。そのため築年数が古い賃貸物件は空室になりやすいと言われています。
今回はその原因や対策を紹介します。

【人気が出にくい理由は?】
築年数が古い賃貸物件の多くは、入居希望者のニーズに合っていないことが多くなりがちです。入居希望する人のニーズは時代によって変化します。そのため、以前は人気だった設備(バランス釜や3点ユニットなど)や間取りが現代では人気のない設備になってしまいます。
部屋の間取りも、近年は1部屋面積が拡大傾向にあるため、20平方メートルに満たない古いタイプの賃貸物件は入居者のニーズに合わず、空室になるリスクがあります。

【築年数が古い賃貸物件の空室対策】
築年数が古く、空室になりやすい賃貸物件を所有するオーナーの多くが、入居者集めに苦労しています。どのようにすれば入居者を集められるのかを以下に紹介していきます。

・共用部分を見直す
エントランスや駐車場などの共用部分は人の目につきやすく、賃貸物件の顔と言える存在です。共用部分を明るくして夜でも入居者が安心して出入りできるようにしましょう。共用部分が暗いと入居希望者が防犯面で不安な気持ちになるため、入居を躊躇してしまいます。

・リフォームする
築年数がある程度経過しているけど建て替えるほど劣化していないのであれば、リフォームをするべきです。リフォームをすることによって外観をよくすることができますし、物件の寿命を少し延ばすことが可能です。リフォームは建て替えを行うよりも短い時間で工事を終えることができ、費用を安くすることが可能です。

・大がかりな修繕が必要なときはリノベーションしよう
リフォームよりも大がかりな修繕が必要になると感じたときは、リノベーションを行いましょう。リノベーション工事をすることによって、間取りの変更や木造からRC構造にすることができます。そうすることで所有している物件の魅力を向上させることができるでしょう。
リノベーション工事を行うときは、手持ちのお金と工事期間、入居者への相談を考えてしっかりと計画を行ってから始めることが大切です。

【まとめ】
築年数が古い賃貸物件がどうして空室になりやすいのか、解決法を紹介しました。
空室状態が長くなるとその分家賃収入を得ることが難しくなってしまいますので、オーナーにとっては大きな問題です。どうすれば空室状態を改善できるのかしっかりと考え、実行に移しましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。

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