空き家が増加している?有効活用しやすい場合とは?ポイントご紹介

空き家が年々増加しています。
なぜ空き家が増えると問題になると言われているのでしょうか。
逆に、有効活用されている空き家もあります。
空き家を有効活用しやすい条件と共に空き家問題についてお伝えします。

 

空き家になっている理由は?
空き家となる場合の多くは、相続や贈与で親から受け継いだ家です。
自分達が住む家は確保出来ていたり、親が田舎に住んでいるなど離れて暮らしたりする場合、家だけが残りがちになるからです。

空き家になっている場合こんな風に利用されています。
・トランクルームなどのような荷物置き場
・もしものために置いておく家
かなりリッチな使い方ですね。

空き家であっても、市町村が空き家問題として取り扱わない場合があります。
・手入れがきちんとできていること
たとえ誰も住んでいない空き家であっても、手入れがきちんとできていれば空き家問題の対象の空き屋にはならないそうです。
しかし、手入れがされていない空き家が多いのが現状です。

 

なぜ手入れをしていないと問題になるのか?
手入れがされていない空き家はこのような問題を抱えることになります。

・屋根や外壁が自然災害により落下するので住民に危険が及ぶ
・地震など軽度のゆれで全壊する危険性がある
・野良猫やねずみが発生するので、フンによる臭いの被害や衛生面での問題
・空き家の多い地域は空き巣に狙われやすい地域になる防犯問題
・雑草が道まで繁殖、木の落ち葉による被害
・外観が悪いなど地域の美化に関する問題

多くの問題を抱えてしまう空き家に対して、有効活用されている空き家もあります。

 

有効活用されている空き家とは?
有効活用できる空き家はこのような条件が必要です。
・駅から10分以内のところにある
・軽度の修繕で再利用できる
空き家の有効活用としては、カフェ、映画鑑賞スペース、アートスペースなどの多目的空間、保育園、子供食堂などで利用されているようです。

 

対策~手入れするか売却するか取り壊すか?
空き家をそのまま放置しておくと、問題となる空き家と変化していくことになります。
対策としては手入れを定期的にする必要がありそうです。
家が空き家から遠いなどする場合、家事代行業者にお願いし、有料になりますが庭の手入れをしてもらうこともできます。
往復の交通費よりも安ければ利用する価値はありそうです。
空き家を思い切って取り壊してみるのも1つだと考えられたかも知れません。
しかし、解体後の土地の固定資産税が高くなるので要注意です。
売却できれば一番いいですが、希望の価格で売却できないこともあります。
空き家に対しては、もしものための家にする人も多いので、手入れだけはきちんとしておけば、今のところ問題の空き屋にはならなさそうです。
空き家の使い方などで迷った場合、不動産会社にご相談されるのも1つかも知れません。

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