相続関係で銀行の残高証明書が必要なケース

カテゴリ:相続のこと

【はじめに】
相続の手続きや相続税の申告は、手続き書類をそろえる以外にも大変なことがたくさんありますよね。状況によってそろえる書類は変わってきますし、きちんと提出書類がそろっていないと話し合いや手続きが進まなくなってしまいます。
その中でも、特に銀行の残高証明書等はとても大事になってきます。この書類は個人が銀行に預けている預金残高はもちろん、ローンなども記載されている証明書です。
今回は「相続関係で銀行の残高証明書が必要なケース」というテーマでお話していこうと思います。

【銀行の残高証明書は相続の手続きに必要?】

まずは、実際に相続の手続きをする際に残高証明書が必要かどうかお話していきましょう。
亡くなった方の預金残高が正確ではない場合や曖昧な状態では、相続人同士の話し合いが進まなくなるため、残高証明書が必要になります。
もちろん、預金通帳等が手元にあれば残高はわかるので話し合いを進めることができます。しかし亡くなる前の入出金が記録されていないときは、亡くなった後に再度記帳する必要があります。また、通帳を失くしたときも残高証明書が必要です。
ただし、相続人全員が残高について気にすることなく財産分割の話し合いがまとまった場合や、相続人の中の一人が財産を全て相続する場合は、残高証明書は必要ありません。

【相続税の申告には残高証明書が必要】

亡くなった方の財産を相続したときに、財産の総額が基礎控除額を超えると相続税がかかります。相続税の申告や納税は、相続が発生した日の翌日から10か月以内に管轄の税務署で手続きを行う必要があります。このとき銀行の残高証明書も必要ですので、申告の際は必ず準備しなければいけません。
もし、申告が必要かどうか正確にわからない場合は、相続人であれば銀行へ残高証明書を取得するための書類を提出すれば、自由に残高証明書を受け取ることができます。もしものときのために残高証明書を準備しておくと安心でしょう。
また、相続税を申告する場合は残高証明書と一緒に利息計算書ももらっておくこともおすすめします。

【まとめ】

今回は「相続関係で銀行の残高証明書が必要なケース」というテーマでまとめてみました。税金を含めた相続に関する手続きは前準備も書類をそろえることも大変な作業になります。全てをスムーズに進めるためにも、専門家と相談しながら進めていくことをおすすめします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。