複数の業者を利用して、効率的に空室対策!

カテゴリ:不動産有効活用

【はじめに】
空室対策は、賃貸経営をしていくうえでとても重要な課題です。
空室対策としてまず思いつくのは家賃を下げて募集する方法ですが、この方法はできれば最終手段として取っておきたいところ。
というのも、家賃の値下げはいつでもできますが、一度下げてしまうと値上げはなかなかできないためです。
やはり理想は、多くの人に物件の魅力を知ってもらって入居してもらうことではないでしょうか。
そこで今回は、業者のサービスをうまく利用して入居者募集を行う方法をまとめます。

【複数の業者を利用して、効率的に空室対策!】

1.複数の業者を利用する
金銭的コストなどが理由で、入居者の募集から賃貸の管理まで一社に絞って任せているオーナーはたくさんいます。
しかし、できることなら入居者の募集は一社に絞らず、複数の不動産業者に依頼することをお勧めします。
複数の業者から入居者募集をかければ、現在部屋を探している人達の目に止まる確率も2倍、3倍と増え、入居者を探しやすくなります。
「弊社以外の業者に管理委託をしてはいけない」などの決まりを設けている管理業者もありますが、その場合でも工夫すれば他の業者に集客を依頼することができます。
管理委託に関して管理業者が独占できる契約内容になっていても、最終的な窓口を利用中の管理業者に設定すれば他の不動産業者に集客業務を依頼することも可能です。
つまり、他の不動産会社には広告料を支払って宣伝のみを依頼し、管理業者には手数料を支払って契約業務を任せるのです。
この方法なら管理業者にも必ず手数料が入るので、承諾してもらえる可能性が高くなります。

2.不動産業者に集客を依頼
不動産業者に客付けを依頼する際には、自分で営業する姿勢も大切です。
広告料を支払って宣伝してもらう場合でも、日々多くの物件を扱っている不動産業者にとっては「たくさんの中の一件」という位置づけです。
募集チラシなども今一つその部屋の魅力が伝わってこないものになってしまうことも珍しくありません。
チラシを自作するか、そこまでいかなくともアピールしたいポイントを分かりやすくまとめたメモを持っていくなど工夫してみましょう。
そうすることで、不動産業者もどのような方向性で宣伝すれば良いのかをつかみやすくなります。
また、経営している賃貸物件のターゲット層と相性の良い不動産業者を探すことも大切です。

【最後に】

今回は、複数の業者を利用して集客体制を強化する方法をまとめました。
管理業者には得意・不得意があるので、管理業務はできても集客は今一つということもあります。
そのような場合は、集客のみを複数の業者に依頼するなどの工夫をしてみましょう。
また、現在契約している管理業者のサービスについて、集客体制以外にも不満がある場合は、管理業者の変更を検討することも必要です。

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